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催眠商法とは文字通り、相手を催眠状態にして商品を売りつける手口です。
SF商法とも呼ばれるのは、この催眠商法を最初に行ったのが「新製品普及会」という業者だったので、その頭文字を取ったようです。
■ 催眠商法の手口
食料品や日用雑貨の無料提供などで、まず人を集めます。そして密室状態にしてプレゼント攻撃でターゲットの興味を引きつけていきます。そして心理的に拒否しにくいような雰囲気を作り上げ、最後に高額な商品を売りつけるのです。
電気治療器や布団、健康食品などを数十万円で売りつけるのが催眠商法です。
■ 被害者の多くは高齢者
催眠商法の被害者の多くは、高齢者です。「プレゼントをタダでもらっておいて何も買わずに買えるつもりか」と脅してくる悪徳業者もいます。
本人だけでなく、家族や近隣の人達も注意する必要があります。
・相手の話術に惑わされず、疑問や不審を感じたらきっぱりと断る
・「家族と相談してから」「よく考えてから」と断り、その場を離れる |
催眠商法以外にも悪徳商法には様々な手口があります。
甘い言葉やおいしい話には、十分に注意してください。
また万一に備え、クーリング・オフの知識も身につけておいてください。
→クーリング・オフについて
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