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マルチ商法とは、多数の人間関係を使って組織を拡大したり、異例の成功事例などを持ち出して「こんなに儲かります」と勧誘するのがパターンです。
「会員になって新しい会員を勧誘すれば、高いリベートがもらえる」として、消費者を販売者にして組織を拡大していくのが、マルチ商法の典型です。
■ マルチ商法と悪徳商法
マルチ商法自体は決して違法ではありませんが、悪徳商法によるトラブルが絶えません。そのため「連鎖販売取引」として法律で規制が設けられています。
マルチ商法には、以下の2種類があります。
1、法律の範囲内で活動しているマルチ商法(合法)
2、法律の範囲を逸脱して活動しているマルチ商法(違法) |
社会的に問題になっているのは、「2」のマルチ商法です。
マルチ商法の全てが悪徳というわけではありません。
・目的を偽って説明会場に連れ込まれ、言葉巧みに入会を誘われた場合
・「今がチャンス」「必ず儲かる」という甘い話で勧誘してきた場合
・親しい友人などから儲け話を持ち込まれた場合
・数字やデータを持ち出して説得して来た場合
・こちらの質問を押さえ込む形で一方的に説得して来た場合 |
このような形で勧誘してくる悪徳マルチ商法には、用心してください。
また身近に悪徳なマルチ商法で入会しようとしている人や、入会した人がいる場合は、被害を防ぐために注意してあげてください。
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