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ドア錠破りはドアと壁の隙間にバールを突っ込んで、強引にドアを開ける手口です。荒っぽいですが、短時間で侵入できる犯行で近年増えつつあります。
■ ドア錠破りの手口
バールと呼ばれるL字型の工具があります。これをドアと壁の隙間に突っ込み、てこの原理を利用して強引にドアをこじ開けるのが、ドア錠破りです。
ピッキングやサムターン回しのように、こっそり鍵を開けるのではなく、強引にドア錠を破壊します。そのため短時間で侵入することができます。
ドア錠破りの犯行は近年増えつつあるので、防犯対策が必要です。
■ ガードプレートで防犯対策
ドア錠破りの基本的な防犯対策として、ガードプレートの設置があります。
ガードプレートとはドア錠を覆うカバーのことで、ドアと壁の隙間を埋めてバールを差し込めないようにします。さらに補助錠などを取りつければ泥棒の侵入時間を遅らせることができ、防犯対策としてはかなり効果的です。
■ ドア錠破りは留守宅が狙われやすい
ドア錠破りの侵入はかなり荒っぽいため、留守宅が狙われやすいです。そのため電気やラジオをつけておくなどして、在宅を装う方法も防犯対策になります。
・インターホンを押す……46%
・人の動きを確かめる……20%
・郵便受けを見る(新聞や手紙がたまってないか)……6%
・昼間に雨戸やカーテンを閉めている……6%
・窓に石など物を投げて人の動きを確かめる……6%
・電話をかける……6% (都市防犯センター調べ) |
・ガードプレートを設置してドアと壁の隙間を埋める
・補助錠を取りつける(ワンドア・ツーロック)
・一目で留守と分からないようにする |
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